情報が目まぐるしく変化する現代社会において、過去の経験則や勘だけに頼った業務遂行は、業務の非効率やミスを生み出す原因となります。
そこで、論理的思考力を習得し、「型」（＝フレームワーク）を知ることによって、情報の整理をスピードアップし、見落としやモレを防ぎ、業務を効率的に行うことができます。また、社員の生産性、営業力・プレゼン力の向上に寄与します。
本セミナーは、２日間研修の一部を体験していただく内容となっております。ケーススタディを通して、実際にフレームワークを用い情報や業務を整理する行程を体感していただきます。
自社の研修計画に論理力向上研修導入をご検討中の研修ご担当者様、ビジネスパーソンとしてレベルアップを目指す社員の方々のご参加をお待ちしております。

オリエンテーション
１．ロジカルシンキングとは
　～なぜ、ロジカルシンキングが必要なのか～
　・伝わりにくい話の特徴
　・仕事の非効率はなぜ生まれるのか

２．ロジカルシンキングで情報を整理する
　１）MECEでモレなくダブりなく
　２）ロジックツリーで掘り下げていく
　【演習】

３．論理の展開方法
　１）「一般論」と「観察事項」から「結論」を導き出す演繹法
　２）観察される事象の共通点からルールを導き出す帰納法
　【演習】

４．説得力を上げるためロジカルに伝える手法
　１）最初に結論から話すＰＲＥＰ法
　２）概要を最初に話すSDS法
　【演習】

まとめ ～その他の思考スタンス～
　・仮説思考 ～網羅的ではなく、仮説を置いて考える～
　・ゼロベース思考 ～既成概念を払拭して考える～
　・ポジティブ思考 ～「今よりベター」を考える～
　・フレームワーク思考 ～その他、有効なフレームワークの紹介～

株式会社グローディア 代表取締役　各務 晶久（中小企業診断士　MBA）

【経歴】
同志社大学卒、関西学院大学大学院修了。
大学卒業後、川崎重工業株式会社を経て日本総合研究所の主任研究員に転身。
人事制度設計、組織風土改革、研修制度設計、事業計画策定等のコンサルティングに従事。
その後独立して株式会社グローディアの代表取締役に就任。

【資格】
中小企業診断士（経済産業大臣登録406341）
ＭＢＡ（経営学修士）

株式会社グローディア　コンサルティング事業部　多田　洋一郎

【経歴】
神戸大学卒。
民間企業を経て、組織開発コンサルティングや人材育成を行う公益法人に入職。
民間企業・自治体・医療法人・学校法人など様々な業界向けに、階層別研修・ヒューマンスキル・思考力訓練・アセスメントなど様々なセミナーの企画・運営に従事する一方で、自らも研修講師として活動。
現在は株式会社グローディアで企業の課題解決を支援するコンサルティングに従事している。