弊社では新卒採用でCUBICを導入しています。CUBIC導入前は、職場配属前の新入社員研修の時から、仕事内容と本人希望とのミスマッチを訴える者が出ることもありました。
CUBIC導入後は、本人の興味領域と職種・配置のマッチングがすすみ、仕事に意欲的な人材が増えつつあります。面接だけではなかなか判別しにくい個人の内面を、適性検査で補うことの有効性を実感しました。
採用地域別の人材特性まで分析して頂いたことで、地域別に応募者の母集団の質に違いがあることがわかりました。学校訪問や採用媒体の再検討など、募集戦略の策定に役立てるつもりです。
弊社では一年を通じて不定期に採用を行っており、その都度CUBICを利用しています。回答用紙をファックスするだけで簡単ですし、回答用紙を送付した翌日には検査結果が納品されるグローディアさんの即納体制に満足しています。
検査時間も20分前後と短いため、採用事務の負担も小さくて済んでいます。
CUBICのデータ蓄積が相当進んだので、人事考課データとの関連性から優秀人材モデルを分析していくつもりです。
本学では管理職研修の際にCUBICを導入しました。管理職が自ら対人上の癖を知ることで、部下の接し方などを工夫するきかっけとなりました。一例をあげると、「リーダーシップ」や「調整力」が高いという自己認識を持つ管理職がいました。しかし、実際の測定結果では「共感性」が特に低い値を示していたために、その後、彼は周囲や部下の話に耳を傾けるリーダーシップスタイルを心がけるようになったそうです。CUBICは自己変革を促す研修プログラムでは特に効果的だったようです。