不祥事による倒産が相次いだ上、PL法や個人情報保護法などの消費者保護がますます強まる中、企業を取り巻くリスクは増大の一途をたどっています。「リスク社会到来」ともいえる現在では、まさにリスク・マネジメント・システムの構築が生命線といえます。
弊社では、法人様の経営ニーズに即したリスクマネジメント・システムの導入と運用に関する研修を実施しております。
どのような形でリスクマネジメント・システムを導入すればよいか、キーパーソンはどのように養成していくべきか等、ご方針に沿った効果的・実践的なご提案をさせて頂きます。
【研修例】(リスクマネジメント初導入法人様向け)
① リスク意識調査(研修事前アンケート)
弊社独自のリスク意識調査(http://www.glodea.co.jp/risk/)を使用し、「組織」「業務プロセス」「緊急時の行動」「自身のリスク感性」の4つの視点から、従業員のリスクに対する意識を定量的に調査し、今後の方向性を見極めます。これらの結果を研修中に振り返ります。
② リスクマネジメント概要とメカニズムを知る
リスクとは何か?リスクマネジメントとは何か?といったリスクマネジメントの基本理解を行うと共に、リスク発生のメカニズムを学びます。また、企業不祥事が相次ぐ日本社会において、リスクマネジメントが必要とされる時代背景、近年におけるリスク環境の変化等について事例を交えて学習します。
③ リスクの洗い出し
所属する部署のリスクを書き出して頂きます。リスクには直接的損失以外に間接的な損害をもたらすケースが多いため、ここではそういった間接的に発生する損失についても書き出して頂きます。
④ リスク評価・分析
リスク毎の法人への影響度を導き出し、リスク対策の優先順位を決定するプロセスです。まず、部署で洗い出した個々のリスクに関する評価と分析を行い、その予測理由を明確にして部署に与える影響度を計ります。影響度は発生強度(損害の大きさ)と発生頻度(発生する確立)で計り、財務的な基準を用いて作成したマトリクスにプロットします。リスク対策の優先順位と影響度合いが一目で分かるようにします。
※この他にもオリジナルでのリスクマネジメント研修コンテンツ策定を行っております。